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【世界経済・情勢】2016年のファンダメンタルズ考察、FXトレードに活かす

   

僕はデイトレやスキャルといった超短期のトレードも行いますが、メインの収益の柱となっているのはスイングトレードです。

その為、各主要国の金融政策動向や重要人物の発言は定期的にウォッチし続ける必要が出てきます。

金融政策の変わり目となるタイミングであったり、新興国等に深刻なリスク要因が浮上した場合には、当面のスイング投資戦略ですら変更を迫られるからです。

僕の場合、スイングトレードのポジションはファンダメンタルズに基づいた方向にしかエントリーしないというルールで取引を行っています。

今日は、主要各国別の経済・金融政策状況を僕の独断と偏見で書いてみようと思います。

皆さんの投資判断のヒントになれば幸いです。

基本的なファンダメンタルズ解説については以下の記事を先読してください

FX初心者のための稼げるファンダメンタル分析講座【Part1】

FX初心者のための稼げるファンダメンタル分析講座【Part2】

FX初心者のための稼げるファンダメンタル分析講座【Part3】

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アメリカ【ドル】

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【現状の金融政策】金融引き締め、利上げ政策(初期段階)

アメリカはご存知の通り、2015年12月に第一弾の利上げを行いました。

2016年初の段階では年4回の利上げが見込まれていましたが、中国経済の景気不安や原油価格の大幅下落などの影響で利上げペースが乱れるとの見方が広まっています。

2016年3月のFOMCでも、利上げに賛成票を投じたのはわずか一人だけでした。

FRBメンバーの中には、再度の追加緩和政策を施行すべきとの意見を持った人間もいるくらいです。

利上げ⇒ドル高だと思われがちですが、このように諸外国の明らかな信用不安は結果的にドル安を招く要因にもなることを念頭において置かなければなりません。

現に、日本銀行が2016年2月に行ったマイナス金利政策の影響で、ドル円は一時121円から110円台まで値を下げました。

これも、日本の景気後退が結果的にアメリカの利上げペースを鈍化させるとの市場不安からでした。

裏を返せば、世界経済が総合的に安定期に入れば、通貨供給量や金融政策の側面からドルは上昇していくというのがセオリーです。

 

日本【円】

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【現状の金融政策】金融緩和政策(中間段階)

日本に関してはアベノミクスから始まり、現在も追加緩和策の真っ只中です。

2016年2月には第3弾の追加緩和策として、日本国では初の試みとなるマイナス金利政策を導入しました。

マイナス金利政策に関しては、日本銀行内の預金に対して-0.1%の逆金利が発生する為、民間銀行が貸付や運用に資金を移動することで経済サイクルが活発化するという風に認識してください。

関連して今後焦点となってくるのが、マイナス金利の深堀りをしていくのかどうかという点です。

マイナス金利の深堀りというのはどういうことかと言いますと、現行の-0.1%のマイナス金利幅を更に-0.2、-0.3%と拡大していくという意味です。

2016年3月の日銀黒田総裁の定例会見でも、マイナス金利を深堀りしていく可能性を示唆する発言が見受けられました。

いずれにしても、日本銀行の金融政策目標に掲げている「2%の物価上昇」に向けてはまだまだ遠い道のりですから、今後も円は基本的には下落傾向で推移すると見ています。

 

ユーロ圏【ユーロ】

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【現状の金融政策】金融緩和政策(中間段階?)

ユーロに関しては、ここ数年の不況や情勢不安(ギリシャショック)の影響から、長引く金融緩和策から抜け出せなくなっているというのが現状です。

ユーロ圏の株価や主要経済指標から見るに、まだまだ不況・デフレサイクルから脱却する兆しが見えていないと僕は捉えています。

ドラギ総裁の口先介入による自国通貨安誘導も、昨年後半頃から効力を発揮しなくなってきました。

切り下げ続けてきたマイナス金利も、現状の-0.4%で打ち止められるのではないか(これ以上金利を下げない)との見方が広がっています。

2016年3月のドラギ総裁の定例会見でも、金利の引き下げ打ち止めとも取れる発言をしていました。

長年の緩和政策からの脱却との見方が出来るものの、実体経済が上向いていないという現状ではないでしょうか。

その辺りのギャップをどう埋めていくのか、今後のECBの動向に注目です。

 

考えられる不確実性の高いリスク

中国経済の動向

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中国経済の動向に関しては、常に注視をしておく必要があります。

2015年6月のチャイナショック、2016年1月の中国株安ショックでは、先進主要国の株価が同時に大幅に値を下げました。

通常こういった事態では、リスク回避の円買いの動きとなります。

とは言っても、我々素人レベルでは事前に予測できる代物ではないので、リスク管理だけしっかりして置けばよいでしょう。

 

コモディティ商品並びに資源国の信用不安

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ここで言うコモディティ商品とは、主には原油のことです。

原油価格は2016年2月に1バレル26ドルを付けてから順調に値を上げてきています。

底を打ったという見解もちらほら見受けられますが、OPECの減産問題等が潜在的にはリスクに成り得ます。

チャート的に見ても、リーマンショック時の過去最安値まで10ドル程下落余地があります。

コモディティ、資源国通貨の下落はリスク回避の円買いとなりやすいので、今後しばらくは原油価格の動向にも注目していく必要があります。

 

イギリスのEU離脱問題

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意外と知られていないことですが、イギリスはEUの加盟国です。

通過こそポンドを採用していますが、イギリス国家そのものはEU連合の一国なんです。

そのイギリスがEUから本格的に離脱する可能性が昨年後半から浮上してきました。

離脱の主な理由としては、EU内の戦争やテロ問題から一線を置きたいというのが大義名分のようです。

実際には、議会内の議決権を巡る交渉が合意に至っていないなどの複雑に絡み合う問題があるようです。

イギリスのEU離脱が現実なった場合、ポンドはユーロ比で20%程下落するのではないかとの見方が一般的です。

離脱によってEUの商圏メリットを享受できなくなる可能性が高いとの理由からです。

 

あくまで総合的な投資判断を

 

いかがでしたでしょうか。

単純に緩和=下落、引き締め=上昇というほど中長期の方向予測が単純では無いことが分かって頂けたと思います。

上記で紹介した事例以外にも、表面化していない潜在的なリスクはたくさんあります(北朝鮮の核問題、テロ、地震などの地政学リスクetc…)。

僕はこれらの金融政策以外のリスクも踏まえたうえで中長期の方向予測をしています。

為替に大きな影響を与える事案、為替に影響がない事案、直近の事案、数ヵ月後の事案、為替以外の投資銘柄へのインパクトなどなどを総合的に判断して方向感を決定するわけです。

時には情勢によって投資戦略を変更することもあります。

ご自身で考える力をつけて頂きたいので、ここで僕が買いで攻めてるのか、売りで攻めてるかという核心についてはは明らかにしません。

コンサル生の方々には、もちろん僕の考えは包み隠さずお伝えしてます。

ファンダメンタルズを読み解くときには、ぜひ総合的に考慮してみてください。

世界経済の行く末が見えてきますよ。

 

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