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FXトレーダーが1ヶ月で獲得すべきPipsの目安について

   

僕は日頃からブログやSNSで情報発信をしている関係上、たくさんの方から様々な質問を頂く機会があります。

その中で、特にFX初心者に多い質問の1つに「毎日(or毎月)何pipsくらいを目標に抜いていますか?」という類のものがあります。

僕は相場で安定した成績を残せるようになってから今日まで、「今月は◯pips取ろう」だとか「今日はスキャで◯pips抜こう」といった風に、pipsの獲得目標を設定したことがありません。

ですのでこういった質問をされても、「目標獲得pippsを設定していない」としか答えようがないのです。

ですが、こういった質問をしてくる方の「質問の意図」は僕にも分かります。

今回は、日本のトレード業界にはびこる「pips至上主義」の弊害と、「pips」を考える上で参考となる重要な考え方をシェアしていきます。

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pips至上主義のルーツ

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僕の経験上、獲得pipsにこだわると大抵の場合うまくいきません、失敗します。

その理由を話す前に、なぜ日本の初心者トレーダーは執拗なまでにpipsにこだわるのか、この点について考えてみましょう。

これは僕の推論ですが、相場の世界に参入してくる初心者の多くはネット上の勝ち組トレーダー、もしくは過激な情報発信者(教材売り屋)の影響を如実に受けています。

書店でたまたまFX本を手に取ったり、夕方の特集ニュースを見てFXを始める、といった人は割合としては実はかなり少ないんです。

「FX 情報商材」とググると、「たった1ヶ月で3000pips獲得!」みたいな、過激なセールスページがいくらでも出てきます。

こういったネット上に露出している過激な情報そのものが「pips至上主義」という壮大な勘違いを引き起こしている要因です。

確かに事実として、獲得pipsの数値はそのトレーダーの能力の証明になります。

ですから、過激な情報を発信して初心者をカモにしている商材屋にとっては、獲得pipsという能力を数値化できる情報は強力なセールスポイントになります。

ここのセールスポイントを強く押し出すことで、商材を売り利益を得ている訳です。

「pipsをたくさん取る能力だけがFXで稼げる唯一の手法」であるかのように錯覚させるのが彼らのやり口です。

つまり、獲得pipsを打ち出すのは商材を売る側の都合であって、pipsをたくさん取る能力がFXで稼げる唯一の手法ではありません。

pipsを追い求めるよりも、リスクリワード値やロット管理の方がよっぽど重要です。

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むしろ、実力以上のpipsを取ろうとすると確実に負の循環が起こるので辞めたほうが良いです。

 

初心者が目標獲得pipsを設定すると失敗する理由

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スキャルピングで月に数千pips獲得しているようなトレーダーは、超天才級です。

統計上、FXトレーダーの90%は月間の収支で負け越していると言われています、つまり1ヶ月トータルの収支がマイナスということです。

収支トントン(プラスマイナスゼロ)のトレーダーは全体の5%、収支がプラスのトレーダーは全体の5%程度。

この5%の内、毎月数千pips抜いているトレーダーの割合は全体の1%未満であることは間違いないでしょう。

このようなごくごく基本的な統計から逆算しても分かる通り、FXを始めたばかりの初心者が全体の1%未満の超天才級の実力者と同等の目標を設定しても、達成できるわけがないのです。

僕もFXを始めたばかりの頃は「月に500pips以上取ろう!」と躍起になっていました。

1日に25pipsを20日続ければ良いわけですから、達成できそうな数字に思えてしまうのも仕方ありません。

実際にトレードを始めてみると最初のトレードで20pips負けてしまい、獲得すべきpipsが520pipsと増えてしまいました。

感情的になり、負け分を取り戻すために確率の低そうなところでロットを上げてエントリーして2連敗。

その後もドローダウンを繰り返し、本来の目標であるはずの500pipsはどんどん増えていき、もはやプラスマイナスゼロに戻すのも不可能な資金状態に陥ってしまいました。

このように初心者が実力以上のpips目標を設定すると、僕の先例のような悲惨な結果を招きます。

今この記事を読んでいるあなたにも似たような経験があるのではないでしょうか。

 

目標獲得pipsを設定する上で目安となる指標

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ここまで目標獲得pipsを設定することの弊害について書いてきましたが、あくまで「初心者が実力以上の目標設定をした場合」に限定した話です。

夢見がちな初心者は「ドル円で月に1000pips取りに行きます!」と張り切るわけですが、僕はこういった数字に何の根拠もない目標は設定しません。

ですが、自分の「トレードの実力を高める上でバロメーターとして獲得pipsを参考にする」ケースがあります。

どういうことか。

まずは、先の初心者のケースで「ドル円だけで月に1000pips」が如何に現実的でないかをデータで証明してみせましょう。

獲得目標pipsを考えるときに重要なのは通貨のボラティリティを知ること、初心者が意外と見落としがちな点です。

2000年〜2016年までの平均的なドル円の値幅は一日に48pipsです。

つまり平均して月に1000pips程度の値動きが発生していることになります。

この時点で、ドル円だけで月に1000pipsという数値が現実的でないことが分かりますよね。

僕はこういった月間ボラティリティの平均値を参考に、月間の獲得pipsの目安にするケースがあります。

デイトレやスイングなどの短中期のトレードであれば、月間ボラティリティの20〜30%程度抜ければ十分だと考えています。

ドル円で1000pips動いた月で利益が200〜300pips以上取れていれば、ナイストレードといった具合に。

逆に100pipsしか取れなければ、トレンドにうまく乗れなかったな〜と反省したり。

pipsをバロメーターとして活用するというのはこういうことです。

目標獲得pipsを設定する場合は、その数字に何らかの根拠が無ければ意味がありません。

その根拠として、ボラティリティから目標のパーセンテージを割り出すという方法は、自分のトレードの実力のバロメーターを計る上でも優れた方法です。

ぜひ参考にしてみてください。

 

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