StartUp FX| 本気で勝ちたいFX初心者に送る取引手法、メンタル学習ブログ

*

FXは各国の実質金利差を見れば、未来を予測できる

   

テクニカル分析こそが相場分析の全てだと思っていた時代が僕にもありました。

移動平均線から始まってRSI、ボリンジャーバンド、一目均衡表と有名どころのテクニカルは全てチャートに表示させることで当時の僕は心を満たしていました。

チャートをカラフルに仕上げると、なんだか相場のことを分かったような気になるんですよね。

僕がプロのトレーダーになって思うことは、テクニカル分析なんて所詮短期間の方向をざっくりと示唆してくれるツールでしか無いということです。

ファンダメンタルズを勉強したことがない生粋のテクニカルトレーダーにとっては驚きかもしれませんが、相場の世界にはテクニカルよりも確実に、大きなトレンドを事前に予測する方法があるんです。

いわゆるファンダメンタルズ分析というカテゴリーの相場分析法になるわけですが、今日はファンダメンタルズの中でも「金利」という材料にフォーカスして、未来の相場の方向を予測する方法を考えてみたいと思います。

スポンサードリンク

金利が高ければ、通貨に投資が集中

%e6%97%a5%e6%9c%ac%e6%94%bf%e7%ad%96%e9%87%91%e5%88%a9%e3%81%ae%e6%8e%a8%e7%a7%bb

各国は中央銀行の金融政策会議によりその国の「政策金利」を決定します。

2015年12月にアメリカが初回の利上げを実施したのは記憶に新しいですが、反対に日本はここ数年金利が低迷しています。

通常、金利が高い国の通貨は資金が集まりやすくなります。

この各国の金利差を狙って稼ぐ「スワップ狙い」のFX手法も存在します。

例えば、南アフリカの通貨ランドやトルコの通貨リラなどの新興国通貨は金利を常に高い水準で維持しているので、ポジションを保有しているだけで日本円との金利差により金利配当が得られるわけです。

それから、金利の変動は基本的に景気の循環とワンセットで起こります。

利上げは外貨を呼び込む効果だけではなく、インフレを抑制する効果があります。

株や不動産などリスク資産に集中していた投資を通貨に移すことで市場の経済活動が落ち着きを取り戻すといった感じです。

ですから通常はデフレの脱却局面を迎えた国が取る政策が「利上げ」だと考えて下さい。

と、ここまではごくごく基本的なファンダメンタルズの話です。

 

純粋な政策金利と実質金利を分けて考える

70ce4e20f1f090d38b05804ad5194159_s

金利の変動で為替の方向を予測するに当たり、「実質金利」という考え方を覚えていって下さい。

実質金利とは、名目金利からインフレ率を差し引いた数値のことです。

例えば現行のアメリカの政策金利は0.5%と政策金利0%水準の日本と比べて金利面では大きく上回っています。

が、ここからインフレ率を差し引いて算出した「本来の金利」の割り出すのが実質金利です。

つまり、いくら金利が高くても物価が上昇してインフレ化してたら、資産価値は上昇してないよね。という話です。

逆に、日本円がゼロ金利であったとしても、ドルがインフレにより実質金利がマイナス転換となれば、ドルよりも円に投資したほうがリターンを期待できるという考え方になります。

本来の通貨の価値は純粋な政策金利だけでは決めることは出来ません。

政策金利よりも実質金利が重要ということを理解して下さい。

 

実質金利とFXチャートの相関性

僕が実質金利をこれほど推しているのは、チャートに大きく影響を与えるからです。

実際に日米の実質金利差とドル円チャートの相関を見てみましょう。

日米の名目金利差と実質金利差の推移

%e5%ae%9f%e8%b3%aa%e9%87%91%e5%88%a9_%e6%8e%a8%e7%a7%bb

同時期のドル円チャート

23014857__xmtrading-demo_3_-_%e3%83%86%e3%82%99%e3%83%a2%e5%8f%a3%e5%ba%a7_-__usdjpy_weekly_

実質金利の失速とともにドル円チャートも下落しているのが分かりますね。

この様に、実質金利差と通貨ペアの値動きは相関しやすい関係にあります。

利上げをすれば該当通貨は上昇する、と短絡的な認識をしているトレーダーが多いように思いますが、残念ながら純粋な政策金利と為替チャートは連動しません。実際にチャートを読み解いてもらえれば分かるはずです。

2015年12月にアメリカは初回の利上げを行いましたが、チャートはお構いなしに下落しています。

ちなみに、ちょうどこの時期に中国の株価ショックなどがあり、世界経済が一時的に後退しました。

そういった影響からアメリカの実質金利が下落し、政策金利が高いはずのドルではなく、円が買われたという構図になっている訳です。

 

実質金利を利用したチャート未来予測方法

51e10d92ef29433889cab220405f54f1_s

この実質金利と通貨ペアの値動きの相関性を利用して未来の方向を予測する方法があります。

実質金利は通貨ペアと連動しますから、実質金利が数ヶ月先高水準にあるのか、それとも低水準にあるのかがざっくりと分かれば、相場の大きなトレンドを掴めます。

そこで使えるのがCPI(消費者物価指数)です。

CPIは物価の上昇率を数値化して毎月公表されますので、その国がインフレ化しているのかデフレ化しているのかがひと目で分かります。

例えば、金利高水準の通貨のCPIが大幅悪化金利低水準の通貨のCPIが大幅好転という条件が整えば、金利低水準通貨を買って、金利高水準通貨を売ればいい(もちろん通貨ペアでね)んです。

金利を高水準で維持しているということはインフレ状態にあるはずですから、CPIが悪化がすれば実質金利は下落します。

逆に、金利を低水準で維持している国はデフレ状態にあるわけですから、当然物価が上昇すれば緩和政策→引き締め政策への以降時期が近いということになり、実質金利も上昇し好感から買われ易くなります。

このように実質金利が逆相関状態になりそうな通貨ペアで見つけることが出来れば、乗っかるだけで儲かったりします。

市場には織り込み済みという言葉があります。市場参加者の多くが結果(利上げ時期など)を織り込んでいる状況では、相場は思ったように動きません。むしろ利益確定の売りや失望売り、失望買いで結果とは真逆の値動きを見せることも良くあります。

ですから僕達は大多数のトレーダーを出し抜く為にも、今回の内容に通ずる「先を読むファンダメンタルズ分析力」を養っていく必要があります。

 

コンサル生絶賛募集中

コンサル企画やってます!

僕が実際にエントリーしたポジションのテクニカル解説や月一回の対面コンサルなど、ガチで常勝トレーダーを輩出すべくがんばってます!

詳細はこちらからご確認を⇒コンサル生募集

 

★人気記事★

僕のFXトレード環境【オススメの道具・アイテムまとめ】
管理人の投資実績【過去一ヶ月の収支を公開しちゃいます】
【完全版】金融政策を読み解き、スイングトレードを攻略する方法

 

 - FXトレンドネタ, FX初心者のためのファンダメンタル分析講座, 初心者のためのFXノウハウ , , , , , , , , ,