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ランダムウォーク理論を打ち破り、相場で勝ち続けるための唯一の方法

      2016/06/16

相場の世界では90%以上のトレーダーが破産をするという統計データがあります。

このデータだけを見ても、右も左も分からない相場初心者がこの世界で生き残っていくことがいかに難しいことであるかが分かるでしょう。

とは言ってもFXはゼロサムゲームですから、負け組の損失額分、きっちり儲けている10%の勝ち組トレーダーが存在します。

彼らはいかにしてこの混沌としたマーケットの世界でブレイクスルーし、安定的に収益を上げているのでしょうか。

この記事ではその答えと成り得るヒントを記してみます。

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ランダムウォークって知ってる?

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ランダムウォークという言葉をご存知でしょうか?

ランダムウォーク(英語: random walk)は、次に現れる位置が確率的に無作為(ランダム)に決定される運動である。 グラフなどで視覚的に測定することで観測可能な現象で、このとき運動の様子は一見して不規則なものになる。

FX相場に限らず、株式相場や商品相場などのあらゆるマーケットの値動きは、ランダムウォーク理論が機能している世界だと言われています。

コインを投げて表が出る確率、裏が出る確率は共に50%ですが、これと同じことがチャート上で繰り広げられているわけです。

一秒後、十秒後、一時間後、一日後の価格が上昇しているか、下落しているかはランダムウォーク理論では確率50%に収束されます。

理論上は取引ごとにを50%の確率で【勝ち】と【負け】を繰り返しますので、収益はプラスマイナスゼロとなるはずです。

しかし現実にはトレーディングには証券会社のスプレッドコストや手数料が掛かるので、実際の期待値は49.9999…%以下となります。

勝つ確率が49.9999…%以下、負ける確率が50%以上のサイコロを振り続れば、理論上確実に負けます。

確率50%と言っても、勝ちと負けを交互に繰り返す訳ではないので、連続で勝ったり連続で負けることも確率上あり得ますよね。

例えば3連続で負けが続いたとします。

証拠金が減少し、ベット金額(Lot)が小さくなりますので、その後3連勝したとしても3連敗分の負け額は取り戻せません。

つまりスプレッドコストを度外視し、勝ちと負けの確率が完全に50%に収束するとしても、あなたはいずれ破産します。

確率50%では取引を重ねるごとに破産に近づいていく、これがバルサラの破産確率という考え方です。

 

非ランダム=トレンド

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ランダムウォークの確率50%の世界でサイコロを振り続けていても、絶対に勝ち続けることは出来無いことは証明しました。

相場で勝ち続けるためにはランダムではない、非ランダム理論が機能している部分を抽出する作業が必要になります。

非ランダムが機能している部分というのは、つまりトレンド相場のことです。

では、トレンド相場が形成される要素とは何か考えてみましょう。

理論上、市場参加資本の51%以上が買っていれば価格は上昇し、反対に51%以上が売っていれば価格は下落します。

一定期間、この51%以上の【売】か【買】が継続している状態が非ランダム相場、つまりトレンド相場ということになります。

しかし本来相場というのはランダムウォークを繰り返すはずですから、非ランダムなトレンド相場を形成することはランダムウォーク理論上あり得ません。

このあり得ない現象を引き起こす要因が介在しているとすれば、それは偏った市場参加者の心理的要素でしょう。

市場参加者の心理状態が一定方向に偏る決定的な要因は、一言で言えばファンダメンタルズです。

テクニカルこそが非ランダムなトレンドの方向を決めるという意見を持っている方もいるかもしれませんが、これを読んでくれているあなたは事実テクニカルで勝てていないでしょう。

(テクニカルでは勝てないということを言っている訳ではありません。)

単一のマーケットで勝ち続けられるEA(システムトレード)を構築するのが極めて難しいと言われているのは、マーケットはテクニカルではなくファンダメンタルズ主体で動いているということを顕著に示しています。

材料が極めて希薄なマーケットでは投機的な取引高は減少し、トレンドは発生しません。

相場が一方方向に動く時には必ずファンダメンタルズに裏付けられた市場参加者の偏った心理的要素が存在します。

つまり、ファンダメンタルズを的確に分析し先回りしてポジションを持つことが出来れば、ランダムウォーク理論を打ち破り、相場で勝ち続けることが出来るというわけです。

 

トレンドを先回りして予測する方法

トレンドが発生する要因は決定した事実では無く、未来に対する【期待感】や【恐怖感】です。

多くの人は、決定した事実に基づいて相場は方向を決めると勘違いしていますが、実際はその逆の現象が起こります。

2つの例を出しましょう。

米FRBの初回利上げ実施以降の値動き

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アメリカのFRBは2015年12月、それまで長く続いた緩和政策に終わりを告げ、初回の政策金利の引き上げを行いました。

通常、ある国の通貨の金利が上昇すれば、その銘柄にマネーが集中します。

しかし現実には、こういったセオリー的な読みでドル円をロングした人は、天井を掴まされる結果となりました。

FRB議長のイエレンさんは市場との対話が上手な人なので、大抵の市場参加者はその発言から2015年12月に利上げを行うことを織り込むことが可能でした。

発表後は材料出尽くしの利益確定の売りと共に、世界経済の落ち込みという不安材料にフォーカスが集まり、価格は下落しました。

決定した材料では無く、未来に対する期待感、恐怖感が相場を動かした顕著な例です。

 

イギリスのEU離脱可能性急浮上を受けた値動き

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次の例はこの記事を書いているまさに今、起きている現象です。

イギリスは2016年の6月23日にEU離脱の是非を問う国民投票を行います。

イギリスのEU離脱問題については以下の記事で触れていますので、解説が欲しい方は読んでみてください。

→【世界経済・情勢】2016年のファンダメンタルズ考察、FXトレードに活かす

この記事を書いているのは6月16日ですので、結果の好評まで一週間と迫っています。

このケースを用いて、結果発表後の方向感を予想してみましょう。

イギリスのEU離脱問題が注目され始めたのは2015年の後半辺りからですが、当時から先先月(2015年4月)までの事前調査では離脱の可能性は極めて低く、現実的ではないとされてきました。

実際にそれを証明するレポートや世論調査の結果が多数公評されていた為、ポンドが下落トレンドになることはありませんでした。

しかし、先月の後半(2016年5月末)から離脱派の割合が急速に増大してきました。

市場は不安感で動くことを理解し、この時点でポンド円を売ることができていれば、10円以上の利幅を取れていたことになりますね。

尚、現時点(6月16日)の最新調査では離脱派が52%、在留派が48%と非常に均衡している状態です。

さて、ここからが僕の未来の予想です。

これから書くことはあくまで僕の意見ですので、実際に投資をされる際はご自身の判断でお願いします。

僕の予想が当たるか外れるかはさして重要な事ではありません。

重要なのはこのケースワークによって、市場参加者の期待感や不安感、事前の折込情報がその後の相場にどう作用するかを考える力を付けることです。

 

EU離脱国民投票後の値動き予想

考え方はシンプルです。

結果発表当日までに離脱派と残留派が均衡した状態であれば、もし離脱をした場合サプライズとなりポンドは下落します(クロス円も同様に下落)。

均衡した状態というのは、事前に織り込むことが不可能な状態です。

市場が織り込んでいない状態でリスク要因となる結果が公評されれば、シンプルに該当通貨ペアは下落し、安全資産の円やゴールドなどが買われます。

逆に、当日まで均衡した状態で結果離脱をしなかった場合、ポンドは安心感から買われるでしょう。

 

では、直前までの事前予想で離脱派が残留派を大きく上回った場合、その後の価格形成はどうなるでしょう。

このような織り込み済みの状態で離脱が決まった場合、利益確定の買いやリスク要因材料出尽くしとなり、ポンドは上昇し比較的円安に向かうでしょう。

同条件で残留が決まった場合、逆サプライズとなりポンドは大幅に上昇します。

事前情報で離脱を見込んでショートポジションを持っていた人が慌ててポジションを解消し、更に安心感から新規の買いが集まるという流れです。

もちろん折り込み度合いによっても方向やボラティリティは変わってきます。

【離脱派6:4残留派】と【離脱派9:1残留派】では事前の折り込み度合いが全く異なります。

 

ポイントは直前までの折り込み度合い結果発表による投資家心理の傾き、この2つです。

このようにして、市場参加者の心理をパズルのように組み合わせてその後の値動きを予想していきます。

僕はこういったスクリーニング(抽出)作業を定期的に行うことによって、未来の方向感を予想し安定して利益を上げています。

もちろん、特定の通貨の方向感だけでは無く、各国の政策や主要マーケット(株式、先物、商品)の動向も含めた上での先行き予想が必須です。

ランダムウォーク相場で高確率で勝ち続けるためにはこのような複合的なファンダメンタルズの知識が必要不可欠です。

逆に言えば、この記事で解説したような思考プロセスを正しく実践できれば、簡単に非ランダム相場=トレンド相場を見つけ出すことが出来ます。

勝っている投資家はこのようにして、勝つべくして勝っているんです。

 

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